ワイルド・ソウル

垣根涼介、作者の名前は涼しげですが、内容はけっこうハードボイルド(なんか久々に口にする言葉だわ)。
数ヶ月前に本屋でタイトルに惹かれ、何気なく手にとってみて、ついつい買ってしまった本です。
買う時には、ワイルド、やん素敵じゃない、しかもソウルよ、R&Bかしら? などと不謹慎な気持ちでした。
内容は、戦後の日本から、騙されてブラジルへ渡った移民団の生き残りが、外務省に復習するという、これまたワクワクする物語です。
文庫本で上下2冊です、前半はブラジルが舞台で、内容はかなり重いです、いろいろと考えさせられる部分もあります。
後半は、日本が舞台で、着々と復習の準備をするメンバーが中心のストーリーです。
特に後半、発想もユニークで楽しく、いい感じでストーリーが展開していき、期待通りワクワクしながら読み進んでいきました。
セックスの描写も多少あるんですが、それがいい感じなの、もちろん男と女なんですけど、思わず勃起しそうになったわ。
最後がまた、オシャレに終わるんですよ。

かずオヤヂ的には、かなりのヒットでした。

読んでみそ~
  
BGM — いま目覚めた子供のように (山口百恵) —

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