森村誠一 文庫本の初版は、昭和52年らしいです。 ワシが、某大学に入学したのが、昭和51年でした。。。 「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?」という詩の部分が、当時、ちょっと流行語にもなったような記憶もあります。 映画も、原作も読んでなかったので、ふと、本屋で見かけて買って読んでみました。 ストーリーは、なんだかちょっと出来すぎの感じもするけど、こんなもんかな?という感じ。 ちょっと、インパクトは少なめ、殺人事件とかも、もちろん絡んでくるんだけど、なんとなく中途半端な感じが残る、そんな感じの小説でした。 この中で登場する、霧積温泉っていう所なんですが、自分は、もう何度も行った事があって、すごく気に入ってる温泉です。 東京から、ちんたら日帰りで行ける、ちょっと山の中ですけど、途中の山道の景色がすごくよくて、季節毎に彩りも違って、行く度に素敵な光景で迎えてくれます。 横川で高速を降りると、釜飯も食べれます、お勧めのドライブコースです。 霧積館と、金湯館、だったかな、二つの旅館があって、立ち寄りで温泉に入って、ちょっと休憩して帰ってきます。 そういえば、その旅館に、この文庫本が売ってあった。。。 テレビドラマになるらしいけど、竹野内豊はどうなんでしょう、ま、砂の器の中居よりは、遙かにましだとは思いますけど。 |