なんだか、久々の日記だわぁ。。 ここんとこ、面接行ったり、風邪引いたりで、忙しいような、暇なような、そんな感じでした。 本も何冊か読んだし、映画もいくつか観たけど。 少しづつ感想でも書いてみようかし。 レッド・ドラゴン これは、本を読んでから映画の方を観てみました。 比較的原作に近い映画だったけど、細かい所ははしょってあるのね、でもストーリーにはそれほど影響ないから、うまくはしょってあるわねぇ、って感じでした。 やっぱ、アンソニー・ホプキンスはすごいけど、この映画ではそれほど登場してないのよね、結局、ただの精神障害者の連続殺人事件にとどまってるし。 ま、それなりに面白かったし、つまんなくもなかったけど、特にどうこうって感じはなかった、これは、本の方も同じ感想かな。 この後、「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と続いていくんだけど、特に関連性はないのね、ただレクターが登場するっていうだけで。 有限と微少のパン (森 博嗣) なんだか、バーチャル・リアリティっていうのがテーマなのかな? ただ、ストーリーがあまりにもみえみえで、なんだか森さんっぽくない、あっと驚くような結末でもないし、後半まで読み進んだ段階で、ほとんど見えちゃうのよね。 さすがの森さんも、この小説ではこじつけもうまくいかなかったのかしら?って感じでした。 ページ数が多い割には活字の数は少ないので、けっこうサクサクと読めました。 ストーリーもサクサク進むし、これは森さんの得意技かな? 魍魎の筺 (京極 夏彦) これは、ページ数も活字も多い、読むのにかなり苦労する。 京極さんの小説は、これで2冊めだけど、さすがにあの京極節には疲れるね。 うだうだ書いてないで、もっとストーリーの展開を面白くしてもらえれば読んでる方も甲斐があるんだけど、そうじゃないのよね。 さすがに読むのも2冊目となると、もう京極さんの発想とか展開とか、結構わかってくるから、読んでると、結末もちゃんとわかる、だいたい思ったとおりの展開と結末が訪れる。 それにしても1000ページ以上の文庫本はやめて欲しいわ、そんなつまんないこだわりもってないで、読んでる人の事を考えて欲しいもんだわ。 1ページがちゃんと「。」で終わってなくてもいいから、分冊にするとかして欲しいもんだわ。 でも、一番の希望は、もっと面白いストーリーにして、って事かしら。。 この、森さん、京極さんの本って、本の中で、自分の概念っていうのかな、価値観っていうのかな、そんなものを断定するのよね、ま自分が書いてる本だからそれでいいんだけど、確かに間違っている訳じゃないんだろうけど、あまりそうゆう風に断定されると、自分の感覚も一瞬変わってしまうような気になってしまう。 でも、意外とそうゆうのが意図だったりして。。 この2冊、バーチャル・リアリティっていうのにふれてるのよね、森さんの場合はさすがに得意技だと思うけど、京極さんもちょっとふれてるあたりがなんだか、奇妙だった、たまたまこの2冊は続けて読んだだけなのに。 |