じょろうぐものことわり、京極夏彦ですよ、なんでこんな面倒くさい漢字を使うんでしょうか? 意味もないこだわりか、余計な自己主張のせいでしょう。 なんやかんや文句な不満を言いながらも、年に一冊はついつい読んでしまいます。 この本は、今までのシリーズとは、ちょっと違う感じです、あのアホな関口がほとんど登場しなかったのが、かずオヤヂ的にはよかったのかも知れません。 かずオヤヂは、密かに木場のファンです、今回はかなり活躍してくれました。 それにしても、あの榎木津がいれば、どんな事件もほぼ解決(というか犯人は分かるでしょう)してしまう、という反則的な小説ではありますが。 登場人物の会話が、かなり長いんですが、日本語としてちゃんとしているので、小林秀雄とか、夏目漱石でも読んでいるような気分になる事もあります。(小林秀雄も夏目漱石も、それほど読んでる訳ではないんですけど) ストーリーとかは別にして、たまには、京極先生の本も読まないと、日本語を忘れてしまいそうです。 |
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