もっと、もっと

ある日の深夜の事です。
その日は、行った事のない公園へ行く途中です、この公園地図で見るとかなり遠かったのですが、たまに書き込みとかもあるので行ってみようと思い。
15号線(第一京浜とも言います)を品川辺りから南へ走っていたんですが、なかなか目的地に近づく様子もないので、ちょっと不安になっていた時に、信号待ちをしていたら、隣にチャリに乗った姉ちゃん(本物の女です(笑))がいたので聞いてみました。
「あの、すみませ~ん、○○島は、もっと先ですか?」と、そしたら姉ちゃんは
「もっと、もっと先ですねぇ」と、
「え~、もっと、もっとですかぁ?」
「でも、自転車だったら行ける距離ですよ」
「そうですか、この道でいいんですよね?」
「はい、大丈夫ですよ」と、にこやかに答えてくれました。
信号が変わると、姉ちゃんは、軽やかにスタートし、しばらくは俺の前を軽快に走っていたんですが、そのうちに道を渡ってどこかえ消えて行きました。
思わず、惚れてしまいそうな姉ちゃんでした(笑)

目的の公園に着いたんですが、掲示板によく書いてあるスポットはわかりませんでした。
その公園では、何事もなかったんですが、その日は他にもいくつか回って帰ってきました。
帰ってから、走ったルートを地図でみると、走行距離は約40Kmでした。
疲れる訳だ。。

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