今まで、こんなに何かを祈った事はなかったかもしれません。 昨日の深夜のことです。 その日は、どこにも出かけるつもりではなかったのですが、夕方、友人から連絡が来て、渡したい物(プレゼント?)があるから、今夜辺り隅田公園に来ないですか?という事だったので、出かけてみました。 その日は、たまたま大阪から知り合いも浅草に来てるというので、一緒に飲む予定もしていたんですが。 深夜1時過ぎに、公園で友人からプレゼントを受け取り話し込んでいる時に電話がかかってきました。 俺の一番大事な奴、俺の息子からです。 電話の内容がちょっとおかしく、妙な胸騒ぎもしたので、奴の部屋まで急いで行ってみました。 部屋へ着くと、トイレで吐いていたんですが、かなり酔っぱらっているみたいで、自分でフラフラと布団に入って横にはなったんですが、やはり様子がちょっとおかしい。 ただの飲み過ぎだといいんだけど、俺には、様子をみてもよく分からないので、ほっておく訳にもいかず、何もできないので、とりあえず救急隊を呼んでみました。 救急隊が到着して様子をみてくれたんですが、彼らの判断では、たいしたことも無さそうでしたが、一応病院へ運んでもらいました。 病院でも、軽く点滴をやってもらう位だったんですが。 ずっと、寒い寒いと言ってガタガタ震えている。 俺には、肩や腕をさすって温めてあげるくらいしかできませんでした。 その間、ずっとちゃんと元気になるように祈っていました。 俺の大事な家族だから。 ま、でも点滴を始めてしばらくしたら、いつのまにか眠り込んだらしく、震えも止まり、呼吸も普通になってきました。 点滴も終わると、追い出されるように病院を出て、道でタクシーを拾おうと思っても、全然走ってないし。 「タクシー走ってないなぁ」と言うと 「呼ぶしかないよ」と、 「どうやって呼ぶんだよ?」 「病院に戻って、呼んでもらう」と、意外としっかりしてるし。 しかたないので、病院に戻りタクシーを呼んでもらいました。 なんとか部屋に戻り、とりあえず寝て、昼前に起きてみると、けっこう元気になっていて、午後から仕事~、とか言って一緒に駅まで歩いて行きました。 結局は、俺の取り越し苦労って奴でよかったんですが。 深夜の病院って、保証金(?)とかいって、1万も取るんだねぇ 帰りのタクシー代払ったら、すっからかんです。 こんなに貧乏が身にしみたのも、初めてかも。。。 |